災害対策

佐賀県内にも活断層があり地震発生の可能性があります。また、台風などによる災害はいつ何時どこで

起こるかわかりません。日頃から災害に対する準備を自分でしておくことが重要です。災害発生時には、

次のような支援体制が準備されています。

1.        常備装具について

・装具は、最低でも2~4週間分を準備しておきましょう。

・災害用支援装具は、各人に届くまで1週間程度を要します。

・自分の装具は必ず非常用持ち出し袋に加えておきましょう。

(1)ストーマ装具((必須)各自使用のもの)

・パウチ・消臭潤滑剤

・剥離剤・皮膚保護剤など

・清拭剤または入浴用石鹸(小)、ガーゼ

・ウェットティッシュ(トイレに流せるもの)

特に、清拭剤は断水の時に備え、パウチを外した後のストーマ周辺の皮膚を

洗浄するために必要です。

(2)その他の備品

・ティッシュ+

・はさみ(災害支給パウチはフリーカットタイプのため)

・タオル

・幅広のテープ(装具を固定する時など)

・ビニール袋・ゴム手袋(薄手)

・懐中電灯

・その他各自ストーマケアに必要な用品など

また、普段洗腸を行っている方は、災害時は断水が予想されます

日頃から時々は自然排便法を練習しておくことも大切になります。

【コロストミー・イレオストミーの管理】

・特に、イレオストミーの方は排便回数が多いので装具も多めに準備して

おきましょう。

【ウロストミーの管理】

・パウチと一緒にウロバックを一緒に用意しておきましょう。

・自己導尿をされている方は、カテーテルも忘れずに準備しておきましょう。

・水分が十分補給できないと、尿量が減り、尿路感染を引き起こすこともありますので、ペットボトルの

水など水分も十分に準備しておいて下さい。

2.        保管場所

・装具と一緒にストーマケアに必要なもの職場など数カ所に分けて保管しておきましょう。

・車の中は高温になりパウチの皮膚保護剤などを傷めます。

・装具の品質を保つためにも、涼しい場所で保管しましょう。また、1年ごとに定期的な交換が必要です。

3.        装具の名前を覚える!(手帳やカードにメモしておきましょう)

 日頃からご自分の使用されている装具を把握しておきましょう。手帳やカードなどにメモしておかれるとよ               いでしょう。

メーカー名(アルケア、コンバテック、コロプラスト、ホリスター・ダンサック・ビーブラウンなど)

装具名・サイズ・品番など

4.        災害発生時の支援体制

・災害発生時に装具に関しては、まず、ご自分の装具購入業者へ連絡します。パウチを含め必要な

ストーマ装具を伝えてください。

・業者が被災せず提供できる状態であれば、在庫が提供されます。

・不通の時は、次の段階へ連絡をして下さい。

第1連絡先・・・ご自分の装具購入先業者

 

第2連絡先・・・市町の災害対策本部

第3連絡先・・・日本オストミー協会佐賀県支部(佐賀県障害者福祉会館1階)

〒840-0851+佐賀市天祐一丁目8-5 TEL・FAX+0952-65-5855

5.        ストーマ用品セーフティネット連絡会議(OAS)からの災害装具提供

災害救助法適用の市町内に住むストーマ保有者で、被災によりストーマ用品の入手が困難な人や避難所・病院に対し、ストーマ+用品が無料で提供されます。

・被災者に届くまで、7~8+日かかります。

搬送経路

災害発生  各メーカーのストーマ用品備蓄基地  災害本部へ  個人宅

熊本県オストメイト災害対策連絡会議の「熊本県オストメイトの+災害対策手順」より抜粋・引用

≪装具販売業者リスト・佐賀県及び近隣≫

アイティーアイ()佐賀営業所

849-0937 佐賀市鍋島二丁目10-4
電話:0952-32-3171 FAX0952-32-3172

山下医科器械()佐賀支社

849-0926 佐賀市若宮3-1-58
電話:0952-30-6433 FAX0952-30-6422

()キシヤ佐賀営業所

840-0857 佐賀市鍋島町大字八戸3036-3
電話:0952-4-3350/FAX:0952-24-3357

()マキ商事

847-0821 唐津市町田-2-22
電話:0955-74-6689/FAX:0955-74-6773

()ムトウ佐賀支店

849-0928 佐賀県佐賀市若楠3丁目115
電話:0952-30-5185/FAX:0952-30-5554

川村義肢() エイドセンター福岡

812-0054福岡市東区馬出2丁目2−12
電話:092-641-8152FAX092-641-8282